最古の銀行にはびっくり

小渕首相が逝去、森内閣が発足した2000年7月、大蔵省(現財務省)から金融制度の企画立案に係る事務を新たに移管し約2年前に発足した金融監督庁を金融再生委員会の管理下にある金融庁に組織を変更。さらには平成13年1月、金融再生委員会は中央省庁再編にともない廃止され、内閣府(旧総理府)直属の外局となった。
民営化されたゆうちょ銀行のサービスについては郵便局時代の郵便貯金法の規定に基づく「郵便貯金」ではない。民営化後適用された銀行法による「預貯金」に基づく扱いのサービスなのだ。
保険業を行う者の業務の健全かつ適切な運営および保険募集の公正を確保することなどを目的とした保険業法の定めに基づいて、いわゆる保険会社は生命保険会社、損害保険会社に分かれることになり、いずれの会社も内閣総理大臣からの免許(監督および規制は金融庁)を受けた者のほかは販売してはいけないという規則。
つまり「金融仲介機能」「信用創造機能」、3つめは「決済機能」、この3つの機能をいわゆる銀行の3大機能と言うのである。この機能は「預金」「融資」「為替」の基本業務、最も重要な銀行自身が持つ信用力によってこそ実現されているのです。
平成10年6月に、大蔵省(現財務省)銀行局や証券局等の所掌していた事務のうち、民間金融機関等の検査・監督事務のセクションを分離して、総理府(現内閣府)の内部部局ではなく外局のひとつとして金融監督庁(現金融庁)を設けることになったのが現実です。
覚えておこう、ペイオフ⇒予測できなかった金融機関の破産・倒産が起きた場合に、金融危機に対応するための法律、預金保険法の規定によって保護できる個人や法人等、預金者の預金債権に対して、預金保険機構預金保険金の給付として預金者に直接支払を行う事なのです。
民営化されたゆうちょ銀行が取り扱っている一般的なサービスは平成19年に廃止された郵便貯金法に定められている「郵便貯金」としては取り扱わない。民営化後適用された銀行法の規定による「預貯金」を適用したサービスです。
知らないわけにはいかない、バブル(泡)経済について。不動産や株式などといった時価資産が市場で取引される価格が度を過ぎた投機により本当の経済の成長を超過してなおも高騰を続け、とうとう投機による下支えができなくなるまでの経済状態を指す言葉。
覚えておこう、外貨預金というのは銀行が取り扱っている外貨商品の一つの名称。外貨で預金するもの。為替変動によって発生する利益を得ることがあるけれども、同時に差損が発生するリスクもある(為替リスク)。
原則「銀行の経営、それは銀行自身に信用があって大成功する、もしくはそこに融資するほど価値があるとは言えない銀行だという見方をされて失敗する、このどちらかだ」(引用:米モルガン・スタンレー、ローレンス・マットキン)
きちんと知っておきたい用語。スウィーブサービスはどんな仕組み?預金口座と証券用の取引口座の間なら、株式等の取引で発生するお金が手続き不要で振替してくれる便利なサービス。同一金融グループ内での優良顧客を囲い込むための作戦ということ。
聞きなれたバンクという単語は実という単語はイタリア語のbanco(机、ベンチ)という言葉に由来する。ヨーロッパ中で最古の銀行にはびっくり。西暦1400年頃に当時のヨーロッパで台頭していたジェノヴァで誕生し、政治的にも重要だったサン・ジョルジョ銀行です。
将来を見据えわが国内でも金融グループは、強い関心を持ってグローバルな金融規制等(市場や取引)の強化も考えて、財務体質等の一段の強化、さらには合併・統合等を含む組織再編成などに精力的に取り組んでいます。
MMF(マネー・マネジメント・ファンド)(エフエックス):公社債や短期金融資産などの運用で利益を得る投資信託です。注意すべきは取得後の定められた期間(30日未満)に解約しちゃうと、その手数料には違約金が課せられることを忘れてはいけない。
小惑星探査機「はやぶさが話題になった2010年9月12日、日本振興銀行が前触れもなく破綻せざるを得なくなった。このため、はじめてペイオフが発動して、預金者の約3%程度、しかし数千人の預金が、上限額の適用対象になったと考えられる。